台湾のお正月料理「年菜(ニエンツァイ)」をご紹介します
こんにちは、社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです😊
今週はちょうど台湾の旧正月。
日本ではお正月に「おせち料理」を食べる習慣がありますよね。
台湾にも同じような文化があり、お正月料理のことを
「年菜(ニエンツァイ)」 といいます。
今日はこの台湾のおせち料理「年菜」についてご紹介したいと思います!
台湾の「年菜」ってどんなもの?
台湾では旧暦の大晦日の夜(除夕)に、家族みんなが集まって縁起の良い料理を食べます。
日本のおせちは、冷たい保存食を重箱に詰めて美しく仕上げますよね。
一方で台湾は絶対に「熱々」が基本!🔥
大きな円卓に、湯気が立つ料理をどんどん並べていきます。
見た目の華やかさよりも、「香り」と「温かさ」、そして家族団らんの時間が主役です。

【年菜の主な縁起物】
色々な縁起物がありますが、今回は代表的な3つをご紹介します。
🐟魚🐟 〜年年有餘(ネンネンヨユー)〜
「魚(ユー)」は「余(余裕・豊かさ)」と同じ発音。
そのため、
「年年有餘」=毎年“余りがある”ほど豊かな一年になりますように
という願いが込められています。
面白いのは、魚を少し残す習慣があること。
「食べきらない=余らせる」ことで、来年も余裕があるようにという意味を表すんです。

🐔鶏🐔 〜家族円満〜
鶏は台湾語で「家(ケェ)」と発音が似ているため、
家族の繁栄・団結を象徴します。
丸ごと一羽で出すことも多く、「家族が一つになる」という意味が込められています。

🥬 長年菜 🥬〜長寿祈願〜
「長年菜」はその名の通り、長い葉野菜。
地方によって使う野菜が異なり、北部では芥菜(からし菜)、南部ではほうれん草を使うことが多いです。
途中で噛み切らずに長いまま食べることで、
長寿を願う意味があります。
子どもの頃は「噛んじゃダメ!」とよく言われました(笑)

【昔と今の年菜事情】
昔はお母さんやおばあちゃんが、何日もかけてすべて手作りしていました。
年末の台所はまさにフル稼働だったそうです。
ですが最近は――
・レストランの年菜セットを予約
・百貨店やスーパーで購入
・自宅で温めるだけ
というスタイルがどんどん増えています。
大人数の親戚が集まる場合は、
「流水席(ラウツイシェック)」という路上宴会スタイルを頼むこともあります。

屋外にテントを張り、プロがその場で調理。
食べ終わったら片付けまでしてくれるので、とても便利なんです。

そしてなんと台湾では、
日本人にもおなじみの モスバーガー まで年菜市場に参戦しています。
ファストフードのセットではありません。
豪華な年菜セットを販売しているんです。
ちゃんと本格的なお料理です(笑)

【台湾の年菜は“意味を食べる文化”】
台湾の年菜は、
ただ豪華な料理を食べるだけではなく、
✔ 発音の語呂合わせ
✔ 見た目の象徴性
✔ 家族団らんの時間
すべてに意味があります。
日本のおせちも縁起担ぎが多いですが、
台湾はより“発音”にこだわる文化が強いかもしれませんね。
皆さまも機会があれば、ぜひ台湾の年菜を体験してみてください。
今年も皆さまにとって
「年年有餘」(ネンネンヨユー)な一年になりますように
