「意識改革」の記事一覧

『その投稿、ちょっと待って』

こんにちは、阿部です。

最近、友人と海外旅行をしたのですが、活用したのはやはりInstagramとTikTok。雑誌も買ったけど、ほぼ開きませんでした。

集客のためSNSを活用している、したいと思っている施設さまも多いと思います。

今日はInstagramやXでやったほうがいいことと、NGなことをまとめました。

やったほうがいい

1.一目で「この宿らしい」と認識されること
世界観、雰囲気の統一。投稿写真の色味・フィルター・構図をある程度揃える。

2.検索流入・保存・シェアを増やす
客室・料理・景色を高頻度で投稿し、「今見られるもの」を意識(季節の移り変わり、今日の朝食、雪景色など)

3.アルゴリズムを意識
リール(短尺動画)を積極的に活用。15〜30秒で「料理ができる過程」「部屋からの景色」「チェックインの雰囲気」など見せる。

他には
予約導線をプロフィール欄に表示
位置情報タグをつける(地域検索からの流入)

この2つは基本中の基本です。

やってはいけないこと

1.毎日「空室あります」「予約受付中」ばかりの定形文のコピペ。フォロワー離れが加速・アルゴリズムに嫌われるます。売り込みは全体の2〜3割以内に抑えましょう。

2.放置・更新が不定期
アカウントが「死んでいる」と判断されリーチが激減します。スケジュールを立てて、最低週1〜2回は続けましょう。

    3.ネガティヴ投稿
    愚痴や悪口。最近目にするのは「こんなふうに部屋を散らかして帰った」みたいな晒し行為。あまりの酷さに見てもらいたい気持ちはわかりますが、そんなことする施設に、泊りたくなるかどうかは、考えればわかります。

    他には
    属人性のない長文キャプション(誰も読まない)
    無限ハッシュタグ(5つ以内じゃないとおすすめ欄に載りません)



    今回は小規模宿をイメージしてみましたが、規模や形態によっても、発信内容は変わってきます。

    まずは定期的な発信をして、興味を持ってもらえるようにしましょう♪


    『オールインクルーシブの宿』

    こんにちは、阿部です。
    最近なにかとよく聞くオールインクルーシブ。

    宿泊料金に食事やドリンク、アクティビティや施設利用料が含まれることで、ゲストは追加料金を気にすることなく楽しむことができるため人気です。


    みなさまの施設でも検討されたことくらいはあるのかもしれません。

    先日、家族でオールインクルーシブの宿に宿泊してきました。

    結論から言いますと、すべての宿泊施設に適しているわけではないなぁと思いました。

    私が泊まったホテルはその土地の名物などがラウンジで提供されていました。
    もちろんアルコールやスナックもありました。
    夕食もこだわりがあり、施設のホームページには「エレガントな内装」「大人の時間を楽しむ」などの記載もありました。

    間違ってはないけど、ちょっと宿泊料金のコントロールがうまくいってない感じでした。その結果、単価を下げ、狙った客層を獲得できていない印象です。

    ゆっくりしてもらいたくて、上質な宿を謳うのに、実際は座る場所すらなく、紙コップを持って立ち尽くしてる家族連れなどを目の当たりにすると、ラウンジでゆっくりなんてできなかったです。

    お客様からの評価として「◯◯放題」としての価値しか評価されないのは、あまりにも寂しすぎるなと。
    そうなると、もっと価格の安いホテルを見つけたら選ばれなくなってしまう。

    私が担当させていただいております施設さまもオールインクルーシブを行っており、

    昨年お伺いさせていただきました。お客様がラウンジでグラス片手に語らう笑顔がとても印象的でした。

    お客様にどんなことで喜んでいただけるか?を考える施設さまこそが、選ばれていくんだろうなと思いました。

    記憶に残る演出

    こんにちは、阿部です。


    最近は同窓会開催のため、80~100人規模の会場を探していますが、苦戦しております。
    二次会場も含めて探していますが、どうなることやら。。。

    先日、同級生の友人とコスメコーナーを歩いていたら、香水のコーナーで足が止まりました。
    そこには学生時代に流行った香水があり、この香り懐かしいね〜と盛り上がりました。

    香りは記憶に残る五感のひとつ。

    ホテルにも当てはまりそうです。
    多くの高級ホテルは専用の香りを大切にしています。

    たまに都内の高級ホテルを利用することがあります。それぞれの香りがありますが、共通点もあります。


    ・濃すぎず、しかし存在感がある
    ・フロントから部屋、エレベーターまで統一されている
    ・その土地やホテルの歴史やこだわりを反映している

    ペニンシュラ、パークハイアット、アマン、リッツ…

    帰った後も「あの香りがすると、もう一度行きたい」と思うかどうかはわかりませんが、香りは理屈を超えて感情に直接訴えかけてきます。

    しかし、高級ホテルしかできないサービスではないと思います。
    皆さまのホテルはどんな香りがしますか?

    先日お伺いした施設さまでは暖炉があり、薪の匂いがしました。これも立派な演出ですし、やはり思い出します。
    オープンキッチンなどで視覚を刺激している施設さまは多いと思いますが、次の演出に「香り」はいかがですか?

    ところで…私はこの記事の中で見栄を張りました。
    『たまに都内の高級ホテルを利用する』ではなく、『ごくまれにカフェスペースを利用する』
    でした(笑)

    「トリニクって何の肉?」

    こんにちは、阿部です。

    TikTokでインフルエンサーがあるホテルの PRをしていて、素敵だな泊まりたいなと思いました。

    で、フォロワーさんはどんなコメントをしているのかな?とコメント欄をみたら、ホテルのことをその人に質問してる人が多くて。
    そのかたも丁寧に回答してるんです。

    ホテルの人じゃないのに偉いな、大変だなと。

    その中の質問に「予約をしないとだめですか?」とあり、飲んでるお茶を吹き出しそうになりました。

    もちろん予約をしなくても泊まれる場合もあるだろうけど、私たち業界人にしてみたらその発想がない。泊まりたいホテルが決まっているにもかかわらず、予約が必要かどうかを考えるまでもない。
    でも実際には純粋に疑問に持つ人がいる。

    全く別の話ですが、オムライスを作っている動画のコメント欄に「卵がない場合はどうしたらいいですか?」という質問をみたことがあったんです。

    なにが言いたいかと言うと、自分が想定しているより2段階下げるくらいの配慮や説明を心がけることが大切ということ。

    宿泊プランでいうと
    「◯◯プラン」だけだと食事がついてると思い込んでる人と、食事は付いてないと思い込む人どちらも存在するということ。

    自分たちの物差しだけでなく、知らない人には、ちゃんとわかりやすいかどうかを常に意識する必要があるなとあらためて思いました。
    そんなわけで、タイトルは昔あったテレビのバラエティ番組のタイトルにしました。



    さすがに卵がない場合は、オムライスは諦めて、チキンライスにしたほうがいいですね(笑)

    その桜をどこから見るか?

    こんにちは、阿部です。


    皆さま、お花見はされましたか?
    東北地方はこれからのところも多いのでしょうね。

    少し前ですが、「目黒川夜桜クルーズ」に乗船して、お花見をしました。
    2年前に夜桜クルーズを経験してからというもの、ハマってしまいました。
    優雅な感じはあまりなく(笑)、缶ビールとおつまみを各自買って40人くらいで乗って、60〜70分川沿いに咲いている桜を見るというものです。
    もちろん川沿いでは人がたくさん歩いていました。
    私が乗った船も満員でした。
    楽しかったです。

    …というだけのお話ではありません。

    なぜ川沿いを歩けば、ただで見られる桜をわざわざ暗い中、船に乗って見るのか?しかも満員。

    ちょっと話は逸れますが、以前テレビである人気の畳屋さんをやっていました。
    別に扱っている商品が特別なわけではありません。その畳屋さん、営業時間が夜なのです。飲食店の営業終了後に対応してくれるため人気店だったのです。

    先ほどの夜桜クルーズも、歩けば日常の延長も、船に乗り動きながら下から見上げるということに価値がある。
    角度を変えるということです。

    私たちの業界に当てはめてみてもありますね。
    ・日帰りランチ+入浴の販売(宿泊施設なのに泊まらない)
    ・テレワークルーム(宿泊施設なのにベッドを置かない)

    今までにない画期的な商品!はなかなか思い浮かびませんよね。
    既存の商品にちょっとしたアイデアを付け加えることで、ヒット商品が生まれるかもしれません。

    それでも『なにをすればいいの~?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!

    データで見る!OTA予約を増やす写真撮影テクニック

    こんにちは、阿部です!
    今日は画像についてのお話です。

    宿泊施設の集客において、OTA(オンライントラベルエージェント)は欠かせない存在です。
    しかし、競争が激化する中、予約を増やすためにはお客様の目に留まる工夫が必要です。

    その鍵を握るのが「施設の写真」
    実は、OTAでの写真の質が予約率にどれほど影響するか、データからも明らかになっています。
    今回は、データを基に、スタッフがすぐに実践できる撮影テクニックをご紹介します。

    データが示す写真の重要性
    トリップアドバイザーの調査によると、旅行者の93%が施設を選ぶ際に写真を重視しており、Expediaの分析では、高品質な写真を10枚以上掲載した施設は、予約率が最大48%アップするとの結果が。
    さらに、照明が明るく、構図が整った写真は、そうでない場合に比べてクリック率が2倍になるというデータもあります。つまり、写真は単なる「飾り」ではなく、集客を左右する強力な武器なのです。

    撮影テクニック:5つのポイント
    宿泊施設の魅力を最大限に引き出しOTAで目立つ写真を撮るための具体的なテクニックを見ていきましょう。
    特別な機材がなくても、スマホやデジカメで十分効果を上げられます!

    1. とにかく明るさを最優先
      暗い写真は魅力が伝わりにくく、お客様の興味を失います。自然光を活用し、カーテンを開けて撮影するか、室内なら照明を全て点灯。明るい写真は暗い写真に比べ、閲覧時間が平均30%長いことが分かっています。

    例)客室撮影なら、朝や昼の自然光が入る時間帯を選び、窓際から全体を写す。

    1. 「人」が入りたくなる構図を意識
      お客様は「自分がそこにいるイメージ」を求めています。ベッドやソファを斜めから撮影し、空間に奥行きを持たせましょう。真正面からの平面的な写真は避けてください。

    例)ベッドの角を起点に、少し斜め上から撮ると、部屋が広く開放的に見えます。

    1. 清潔感を強調する小物配置
      散らかった部屋を撮影することはさすがにないとは思いますが、不要なものは排除。さらに、タオルやアメニティをさりげなく配置すると、生活感と清潔感が両立します。

    例)ベッドにタオルを折り畳んで置き、バスルームではシャンプーを整然と並べる。

    1. 施設の「売り」を1枚目に
      OTAでは最初の写真がサムネイルとなり、クリックされるかどうかを決めます。客室なら広さやデザイン、温泉なら雰囲気、地域の景色ならその美しさを強調。

    例)海沿いのホテルなら、窓から見えるオーシャンビューを1枚目に設定。

    1. 季節感やイベントをプラス
      季節限定の飾り付けやイベントを写真に取り入れると、タイムリーな魅力が伝わります。特にOTAでは「今行きたい!」と思わせることが重要。季節感のある写真は、通常の写真より予約コンバージョン率が20%高い。

    例)秋なら紅葉と施設外観を一緒に、冬ならクリスマス装飾を室内に。

    1. 料理写真で食欲をそそる
      ポイントは「色鮮やかさ」と「臨場感」です。自然光を使い、料理を45度斜め上から撮影。皿の配置はシンプルに、食材の質感が伝わるよう寄りで撮るのも効果的。料理写真が魅力的な施設は、飲食プランの予約率が25%アップ。

    例)和食なら汁の湯気を捉え、彩り野菜を添えて鮮やかに。

    撮影後のチェックポイント
    撮影が終わったら、次の4つを確認してください。

    • ピントが合っているか?
      →ブレた写真はNG。
    • 色味が自然か?
      →過度なフィルターは逆効果。
    • 枚数は十分か?
      →最低10枚、客室・設備・外観を網羅。
    • 料理のアップデートも忘れずに
      →メニューが変わったら写真も更新。

    まとめ
    OTAでの成功は、写真の質で大きく変わります。明るさ、構図、清潔感、施設の強み、季節感、そして料理の魅力——これらを意識するだけで、クリック率も予約率もぐんと上がります。ぜひ次の撮影から試してみてください!

    『欲しくなる名刺』

    こんにちは、阿部です。
    今年もよろしくお願いします!

    今日は、数年前に楽天トラベルのカンファレンスで聞いた、作家の小山薫堂さんが話していた日光金谷ホテルの意識改革のお話です。



    ことの始まりは日光金谷ホテルにお客さんとして泊まりに行ったときのこと。

    当館はどうですか?なんでもおっしゃってくださいと、当時の社長に言われたところから縁ができ、顧問になる。

    まず、名刺を作ることを提案。
    今まで名刺を持ったことのない清掃係の人や売店の人まで、全員に名刺を持つ。
    名刺を持つだけで、「自分もスタッフの一員なんだな」と感じることができる。

    そして従業員の一人一人にホテルの好きな場所を聞く。
    そうすると、みんな自分の働いてる場所の近くを挙げる。

    その場所のいくつかをプロのカメラマンに撮影してもらい、それぞれの名刺の裏に印刷。フライパンやゴミ箱、回転扉などその種類は約30にもなる。

    新しい名刺ができあがった所で、ホテルの中にポスターを張り出す。

    「金谷ホテルのスタッフは一人一人違う写真のついた名刺を持っています。全部で三十種類。
    その三十種類を集めると、金谷ホテルの小さな写真集ができあがりますから、どうぞ、スタッフに声をかけて名刺をどんどんもらって下さい。」

    そうするとお客さんの方から、スタッフに声をかけてくれて、コミュニケーションがはかれる。

    収集癖がある人は一定数いますし、集め始めたことにより好きになる。

    これって心理をついてますよね。

    そして、名刺を下さいとリクエストされるようになって、従業員もお客さんにサービスする事の喜びを知るようになる。

    あんなに小さな名刺ですら、アイデアと発想力次第で意識を変えていける力を持っている。

    意識改革…小さなことから始めてみるのも大切かなと思いました。

    『なにをすればいいのかな?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!