「2025年09月」の記事一覧
台湾も中秋の名月の日があるの?
皆さん、こんにちは!
社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです。
10月6日は「中秋の名月」ですね。
最近は月見バーガーなど、この時期ならではの商品がたくさん並んでいて、つい食べたくなってしまいますよね。
実は台湾にも、日本の「中秋の名月」にあたる休日があります。
それは 「中秋節」 と呼ばれ、台湾ではお正月や端午節と並ぶ三大節句のひとつ。
学校や会社もお休みになり、家族や友人と集まってお祝いする、とても大切な日です。
台湾の中秋節では何をするの?
1、食べるもの
①月餅(げっぺい)
古くからお供え物として作られてきましたが、今では親戚や友人、会社同士で贈り合う定番ギフトです。中秋節の時期は「もう食べきれない!」というくらい、家に月餅が集まることも。

②文旦(ぶんたん)
台湾では「柚子(Yòuzi)」と呼ばれる果物で、日本の柚子とは別物。とても大きく、甘酸っぱくてジューシー!食べ終わった後の皮を頭にかぶって「文旦帽子」にするのは、台湾の子供なら一度はやった思い出です。


2、バーベキュー
中秋節の風物詩といえば、やっぱり バーベキュー!
街の路地や自宅の庭先で、家族や友人と集まってワイワイ楽しむのが恒例です。

なぜバーベキューが定番になったのかというと…
実はある焼肉のたれメーカーが「一家烤肉萬家香(一家が焼けば、万家に香る)」というキャッチコピーを広めたのがきっかけなんです。今ではすっかり中秋節の代名詞になっています。
ただし最近は「後片付けが面倒!」という理由で、焼肉屋さんでお祝いしたり、家族そろって海外旅行に出かける人も増えてきました。
今年は 中秋節連休(10/4~6) に加え、双十節(10/10~12) を合わせて、3日間の有給を取れば 最大9連休!海外旅行を計画する人がさらに増えることが予想されます。
台湾では Agoda・Booking.com・Expedia などの海外予約サイトを利用する人が多いんですよ。
当社では、こうした海外OTA(予約サイト)のサポートも行っています。
もし活用を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください!
それでは皆さんも、素敵な中秋をお過ごしください
インバウンドにも人気!紅葉シーズン
こんにちは、森野です。
酷暑の夏が過ぎ、ようやく過ごしやすい季節になってきましたね。
「積極的に出かけたい!」という気持ちが高まってきます。
日本の秋といえば、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋など、さまざまな「○○の秋」が思い浮かびますが、中でも「紅葉」は、日本の秋を最も感じられる「自然を楽しむ観光」と言えるのではないでしょうか。
気温の低い地域では9月中旬ごろから、気温の高い地域では12月過ぎまで紅葉を楽しむことができます。
ニュースサイト「ウェザーニュース」によると、「日本一早い紅葉」として知られる北海道の大雪山系では、すでに色づきが進んでいるようです。
訪日観光客(インバウンド)にも、この秋の風物詩である「紅葉」は大変人気があり、特に「紅葉 × 温泉」の組み合わせは、赤・緑・黄の美しい景色を楽しんだ後に温泉で日頃の疲れを癒せるということで、非常に好まれているようです。
国によって違いはありますが、台湾や中国の旅行会社のWebサイトでは、日本の紅葉を特集したページが多く見られます。団体向けのツアー商品が中心ですが、実際に予約を検討するお客様の多くは、ホテルの公式サイトや海外旅行予約サイトに掲載されているページや写真も確認しているそうです。
ホテルのWebサイトが多言語対応していなくても、HPに紅葉シーズンの写真を掲載したり、海外OTAサイトのフォトギャラリーに季節感のある画像を掲載したりするだけでも、ゲストが滞在をイメージしやすくなると思います。
ぜひ、各OTAの掲載内容をご確認いただき、季節感のある写真が使用されているかチェックしてみてください。
弊社では、OTA各サイト向けに、定番・季節・観光スポット・期間限定などの宿泊プランのご提案、プランの延長、関連情報の登録業務などを定期的に行っております。
ご不明点やご相談がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
おすすめはなんですか?
こんにちは。廣谷です。
9月12日から「さっぽろオータムフェスト」が始まりました。
さっぽろオータムフェストは2008年に始まった「北海道・札幌の食」をメインテーマとしたグルメイベントです。
道内市町村自慢の特産品、お酒、札幌市内名店のシェフの味など、道内各地から旬の食材やご当地グルメを取り揃え、 各地域の食文化を広く紹介することで、北海道全体の活性化に貢献することを目的としています。
札幌中心部の大通公園7つのエリアを使って開催され、全長約1km、のべ300店舗が出店し、毎年200万人以上が訪れます。
お肉や海産物の焼けるいい匂いを嗅ぎながら、お酒を片手にお祭りのように食べ歩きをするのがこの時期の札幌の風物詩なのです。
さて、さっぽろオータムフェストでは今年から新しい取り組みが導入されます。
会場に訪れた人が、現地のQRコードをスマホで読み取ると、AIが評判のよいラーメン店の紹介やメニューや価格、素材のこだわりやおすすめの食べ方まで示してくれるサービスです。
英語や中国語、韓国語にも対応しインバウンドの方へのサービスに一役買いそうです。
以前ホテルに勤めていた頃、近隣の飲食店紹介のためにスタッフみんなで実際に食事に行ったり、手作りマップを作っていた頃が懐かしいです。
そして、実際におすすめしたお店にお客様が行ってくれて、「美味しかった」と伝えてくれたことを久々に思い出しました。
宿泊トータルサポートでは、全国各地にご契約先があります。各地のお祭り、イベントの生のお声を頂戴し、他の施設様へのご提案に反映しております。
お気軽にご相談、お問合せ下さい。
モバイルバッテリー
こんにちは牧野です
最近、新幹線や飛行機でモバイルバッテリーが爆発したという物騒な報道が増えていますが、先日北海道の某ホテルでも膨らんだバッテリーを冷蔵庫で冷やしていたら、部屋に煙が充満して消防が出動・・・と言うニュースもありました。
危険物が主流だったころと比べて、リチウムイオン電池製品絡みで、飛行機内に「預かれない」「持ち込めない」ものが増えましたね。私も何度か指摘を受け、スーツケースを開けて取り出した経験があります。
●前の日まで愛用していたポータブルアロマディフューザーは、翌日別の空港でNG
●使わないのでスーツケースにしまい込んだワイヤレスイヤホン
●うっかり入れてしまったモバイルバッテリー
また、「熱源と電池が分離できないコードレスヘアアイロン」は、持ち込みも預入も出来なくなりました。よって、ホテルでの貸し出し品リスト「ヘアアイロン」があると、嬉しいかもしれません。
さらに、機内に持ち込んだモバイルバッテリーは、「上の棚」に預ける事が出来なくなり、かつ見えるところでご利用くださいとの事。
飛行機も新幹線も、席ごとに充電設備が備わっている事が増え、ホテルや空港でも充電設備が完備されている場合が多く、移動時にモバイルバッテリーを使う事は減りました。持ち歩く理由としては、災害時の保険でしょうか。
話が長くなりましたが、
飛行機や新幹線などの輸送機関のサービス基準や安全基準も日々変化しています。
宿泊施設も日々お客様のニーズや安全対策を考えたサービスの見直しが必要な時代です。下記は、最近様々なホテル館内で見かけて増えたなと思ったものです。
●モバイルバッテリーのご利用に関するお願い ~昨今急増
●貸出品のお知らせ ~ 内容がブラッシュアップされています
●ゴミ処分におけるご案内 ~ 処分品に分別ステッカーを貼ってもらう(※画像はホテルグランヴィア大阪様にて撮影)

弊社はでは、運営に関する様々なご質問や、ご提案にも柔軟に応じております。
全国にある様々な施設様の成功例を含め、様々な視点でご提案いたします。
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011-737-1771
ホームページや各種案内文の翻訳はAIに丸投げでいいのでしょうか
こんにちは。語学オタクの土居です。前々回、阿部も話題にしていましたがAIの話です。
機械翻訳で翻訳されたお客様向けの案内文、掲示物をよく見かけます。
なぜ分かるかというと、「正しくなくて」「変てこ」だからです。
以前、当社の簡も話題にしていました。
「変てこ」でも伝えたい内容が伝わればよいのかもしれませんが、「変てこ」で何が言いたいのか分からない文になることもあります。
15年以上前の精度は、それはひどかったです。
あるホテルの朝食バイキングのメニューに「wholesale」と書かれていました。これは「卸売りの、卸し」のという意味の英単語です。何を言おうとしているか分かりますか?
「おろし添え」のことでした。当然、誤訳です。
「Robusuta」と書かれたメニューも見たことがあります。
これは、「ロブスター」のローマ字です。
この手の「笑い話」があふれていて、20年以上前から日本人の英語を揶揄するホームページまであります。
提供する側として笑えますか?
その後、Google翻訳やDeepLが登場し、翻訳精度は上がりました。
さらにChatGPTを始めとするAIが、「一見きれいな」文章を作成できるようになりました。
では、ホームページや宿泊プラン含めお客様向けのご案内の翻訳は、AIに丸投げすれば、それでよくなったのでしょうか。
答えはNOです。
「一見きれいない」文章を作成しますが、100%の精度ではありません。
誤訳することもあります。原語にない話をすることもあります。原語にある文章をまるまる省いてしまうこともあります。
ニュアンスが変わっていることがあります。
つまり正確ではないので、そのまま使えないのです。
「一見きれいな」文章を作成してくるので、その言語が分からない人には、「きれいに訳してくれた」と思えてしまいます。ここが厄介なところです。
翻訳会社でも分野によっては機械翻訳を利用していますが、必ず人間が加筆・修正します。
機械翻訳だけでは、お客様に見てもらう文章=商品にならないと分かっているからです。
誤訳部分だけ言葉を置きかえれば済むというものでもありません。文脈がありますので全体のバランスを調整する作業も欠かせません。
キャッチコピーを始めニュアンスが大事な文章では、AI翻訳はまったく使いものにならいうこともあります。
いまだに「一見きれい」でもなく、英文として成り立っていない翻訳文を掲示している例も見かけます。
Google翻訳やAI翻訳を正しく使えていないのです。ですが、英単語が並んだ文が生成されると、そのまま掲示していまっているようです。
ですので、日本人の英語を揶揄するホームページは今でも更新され続けています。
今の時点の技術では、最後は原語と訳語、両方の言語が理解できる人による確認が欠かせないのです。
AIに丸投げした訳文を言語が分かる人による確認を通さずに、お客様に提示することをヨシとしますか?
