「2025年02月」の記事一覧
翻訳の落とし穴:自動翻訳に要注意!
こんにちは、社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです。
最近、X(旧Twitter)でとあるホテルのポスターを見かけました。ロビーとテラスの利用時間を案内する内容なのですが、翻訳がなかなか衝撃的でした。

【話題の元ツイート】https://x.com/sho_in_bayern/status/1681526026768097281
中国語訳では、「ロビー(Lobby)」が人名の「ロビー(Robbie)」に変換されてしまい、文章全体が不自然になっています。
誤訳された中国語の内容:
「ロビー、君が提供してくれたものがベランダにあってありがとう。そのままミッドナイトまで。」
まるでロビーという人物に感謝を伝えているかのような文章になっていますね。一体どの自動翻訳を使われたのか、気になるところです。
このような誤訳の例は、実は珍しくありません。台湾のニュースでも取り上げられた話ですが、千葉県にある韓国料理店では、店主が「いらっしゃいませ」を韓国語に翻訳しようとGoogle翻訳を使用。しかし、翻訳結果として出てきた「오지 마라」は、実は「来ないで」という意味でした。
店主はそのまま翻訳結果を店頭に掲示してしまい、韓国語を理解するお客様に「入店しないで」と伝えてしまう事態に…。結果としてSNSで話題になり、最終的には専門の翻訳業者に依頼することになったそうです。
海外予約サイトでは、同じホテルでも Agoda・Booking.com・Expedia で名称が異なることがよくあります。そのため、お客様が「本当に同じホテルなのか?」と混乱するケースも少なくありません。
営業用の翻訳は、ビジネスの信頼性に直結します。自動翻訳は便利ですが、ニュアンスや文化的背景を考慮した正確な翻訳が必要な場面では、専門の翻訳者に依頼するのがベストです。
当社では、台湾向けの繁体字翻訳や英語翻訳、さらに海外サイトに関するノウハウを提供しております。翻訳に関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
こんにちは、森野です。
普段は関東で在宅勤務中心の私ですが、先週は札幌事務所へ出社で、久しぶりに雪を見ることができました。
地元では雪を見ることがないので、札幌での雪景色がとても新鮮でした。
雪景色が美しい札幌での仕事を楽しみし、せっかくなら札幌の冬の風物詩である「雪まつり」を見に行こう!と思っていたのです。
ところが…飛行機の遅延で結局見ることができず、ちょっと残念な気持ちでいっぱいでした。
次回こそはリベンジしたいと思っています。
「さっぽろ雪まつり」は外国からの観光客に非常に人気があり、街中やホテルでは家族連れやカップルを多く見かけました。宿泊したホテルでは玄関に自由に使用できる雪玉製造機を貸し出しており、インバウンド観光客はアヒルの形をした雪玉を作ったり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
職業柄かチェックイン時にホテルが受賞した掲示が目に入りました。
海外サイトは「Agoda Customer Review Award」の掲示があり、これによりAgodaの顧客レビューで高評価を得たホテルであることが一目でわかります。このアワードは「世界中の旅行者から選ばれた証」として、信頼性や満足度の高さを感じさせ、旅行者がホテルを選ぶ際の安心感となります。
最近2025年1月29日にはBooking.com の「Traveller Review Awards 2025」が発表されました。過去一年間の顧客レビューに基づいて、評価が高い宿泊施設に授与されます。「8.0」以上のクチコミ評価を獲得している施設に贈られるアワードです。国内サイト同様、海外サイトもクチコミ評価やアワードの有無も集客ポイントとなります。
受賞されたご施設様はぜひ自社HP、SNSに投稿したりアワードをフロントに飾ったり、積極的に世界へ自社のアピールをしていただきたいと思います。
雪まつりにようこそ!
こんにちは廣谷です。
本日、2月4日より第75回さっぽろ雪まつりが始まりました。
75年前の第一回は地元高校生製作の6基の雪像からスタートしたそうなので、ここまで国際的で大規模なお祭りになるとは、当時の札幌市民は思っていなかったかもしれないですね。
とあるサイトを見ますと、インバウンドの方が調べる日本のお祭りに関するプレビュー数でさっぽろ雪まつりが、京都の祇園祭りの2倍という情報がありました。そこまで世界中から注目されている、楽しみにしてもらえるのは札幌市民として非常にうれしく、誇りに思います。
札幌中心部の大通会場は通勤経路のため、骨組みを組み立てるところから、巨大な雪像が出来上がるまで過程を毎日見ることができます。毎年見ておりますが、雪像の規模と繊細な造りに毎年驚かされます。
雪まつりのホームページを見てみますと、会場の案内、アクセスはもちろんのこと「凍った路面の歩き方」「雪道転倒防止の貸し出し品」のページもあり、雪道に慣れない観光の方々の参考になりそうです。
また特に、外国人観光客の方向けの「言語」「決済」「Wi-Fi」の積極的な施策の取り組みを行っているそうです。この3つはお祭りはもちろんのこと、あらゆる場面でもはや必須となる事柄ですね。
今年も過去最多の来場者予想のさっぽろ雪祭り。雪と氷の世界は2月11日まで開催中です。