「2025年11月」の記事一覧

インスタで宿を新規開拓

こんにちは、三重県在住の森山です。

最近は、インスタで旅館やホテルの短い動画を見ることが多くなりました。
客室や料理、温泉の雰囲気まで、ほんの数十秒で「ここ行きたい!」と思わせてくれます。

しかも、実際に行ったときの過ごし方や、押さえておきたいポイントがコメントでわかる。
「〇〇がおすすめ!」「〇〇できるよ!」と、役立つ情報もぎゅっと詰まっています。

そんな投稿を見ているうちに、ふと疑問が湧きました。
「そういえば私、昔はどうやって宿を選んでいたんだっけ?」

今は家事育児、仕事でバタバタ。
ゆっくり調べられないまま、インスタを見ながら寝落ち…なんて日もしょっちゅうです。
でも昔は、電話予約や旅行代理店、新聞やテレビの広告など、全然違う選び方をしていました。

そこで、自分の“宿選び”の変化を振り返ってみたくなりました。

私が経験してきた「ホテル予約の遍歴」

■ 電話予約の時代

子どもの頃、家族旅行といえば温泉。
親に「どうやって宿を選んでた?」と聞いてみたら、「覚えてない」とのこと(笑)

でも思い返すと、きっとこんな感じ。

近場の温泉は 新聞広告や折り込みチラシ が頼り。
そして 大きな旅館といえばテレビCM。
耳に残るイメージソング…どの地域にも必ずと言っていいほどありましたよね。
気づけば口ずさんでて、「まあ聞いたことあるし、ここでいいか!」みたいな流れも多々。

まさに “名前を知っている=安心” で選んでいた時代でした。

予約はもちろん電話一択。
情報が少なかった分、一度行った宿にリピートしがちだった気がします。

■ 旅行代理店で申し込んでいた時代

大学生になると、旅行代理店からパンフレットを持ち帰って、家で眺める時間が楽しかったです。

友達と予定を合わせて集まり、ワイワイしながら選ぶ。
時間はかかったけれど、その過程そのものが“旅行の楽しみ”でした。

カウンターでスタッフさんが希望に合わせて候補を出してくれるあの感じも、今思うと贅沢です。

■ 旅行情報誌で選んでいた時代

旅行代理店とネット予約の間には、旅行情報誌で宿を選んでいた時期もありました。
掲載数は多いのに1件あたりの情報は少なく、料金も“○○○○円~”とざっくり。
写真も数枚だけだったので、逆に“パッと目を引いた宿”を基準に選んでいた気がします。

■ インターネット予約が主流に

楽天トラベルやじゃらんが普及して、一気に“自分で選ぶ時代”に。

写真を見てプランを比較し、口コミをチェック…
代理店任せだった情報が、すべて自分の手元に来た感じでした。

初めてネットで沖縄旅行を予約した時なんて、
カード決済のボタンを押すのにドキドキして、何度も画面を確認したのを覚えています。(笑)

申し込みもキャンセルも、ポチッと完結。
旅行に行くまでのハードルが一気に低くなりました。

■ そして今 ― SNSで宿を知る時代

写真や動画で“体験”が伝わる時代。
実際に泊まった人の目線だから、リアルでわかりやすい。

数十秒の動画でも、
「この宿、こんな風に過ごせるんだ」とすぐイメージできます。
宿の雰囲気が一瞬で掴めるだけでなく、コメントやレビューで実際の過ごし方や注意点もわかるのがSNSの魅力です。

そして、バズった投稿は瞬く間に拡散され、あっという間に多くの人の目に届くのもSNSの特徴。
見るだけでも旅行気分になり、新しい宿を知ったり、行きたい場所リストがどんどん増えていく…そんな時代です。

やっぱり大事なのは“お客様にとって魅力的か?”

予約方法はいろいろ進化してきたけれど、結局のところ大事なのは
「自分にとって、この宿は魅力的か?」 という一点。

私の場合、特に気にして見ているのは、例えば—

  • 子ども歓迎か?(子供向けメニューはある?)
  • 古くてもお掃除が行き届いているか?
  • 料理が自分の好みに合いそうか?
  • コスパタイパはどうか?

もちろんこれは、あくまで私の嗜好です。
人の数だけ「魅力的」と感じるポイントは違いますよね。

インスタでも、予約サイトでも、電話でも、
「自分に合っている」と感じた宿を選ぶ。

昔も今も、ここは変わらない部分なのかもしれません。

旅館やホテルにとっても同じで、
どんな時代になっても、お客様にとって魅力的な宿であること が大切ではないでしょうか。

老舗やリピーターの力ももちろん頼もしいですが、
SNSやウェブで宿の魅力をわかりやすく伝えることも欠かせません。

今のお客様は コスパやタイパ、体験価値、映えポイントがあるか なども気にします。
「楽しそう!」「ここに泊まりたい!」と思ってもらえるような工夫と、選びやすい情報発信が、選ばれる宿のポイントです。

インスタで目を引く宿紹介の投稿に出会ったことをきっかけに、
自分のホテル予約の遍歴を振り返ってみました。

子育てで忙しい今は、ゆっくり選ぶ時間がないからこそ、
“第一印象”や“わかりやすさ”がより大事に。

これからも宿の見つけ方、予約の仕方はどんどん変わっていくでしょう。
でも変わらないのは、「泊まりたい!」と思える魅力をちゃんと伝えられるか ということ。

情報があふれる今だからこそ、
魅力を迷わせず、シンプルに伝えること。
それが、これからの宿泊業の勝負どころなのかもしれません。

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台湾のベジタリアン文化についてご紹介します

だいぶ前に、うちの社長から「台湾ってベジタリアン多いの?」と聞かれたことがあり、気になって調べてみました。

すると――
台湾のベジタリアン人口は約12.3%(観光庁の資料より)!
世界第2位という結果で、思わず「へ~~」と声が出てしまいました。

(観光庁の資料より)

台湾に住んでいた頃は、ベジタリアン料理(素食)がとてもおいしいので、よく食べに行っていました。しかしその当時は、「台湾はベジタリアンの多い国」という意識はまったくありませんでした。

私がよく通っていたお店は人気店で、12時前に行かないと売り切れなんてことも珍しくありません。それくらい、台湾の食文化の中に“素食(スーシュー)”が自然に根づいているのだと、今になって実感しています。

今日は、そんな 台湾のベジタリアン文化 を簡単にご紹介したいと思います。


1. 台湾語で「ベジタリアン」は?
台湾ではベジタリアンのことを 「素食(スーシュー / Sùshí)」 と呼びます。
意味としては「ベジタリアン」「ヴィーガン」に相当します。

2. なぜ台湾にはベジタリアンが多いの?
① 宗教の影響
仏教・道教の文化が深く根づいており、「殺生を避ける」という考え方があります。
親が肉を食べないので、子どもも自然と肉を食べない家庭も少なくありません。

②環境・健康志向
環境保全や動物保護の視点から、自ら進んでベジタリアンになる人も増えています。

③神様への誓い
以前のブログでも触れましたが、台湾には「神様に誓いを立てる文化」があります。
家族やペットの健康祈願として、「5年間お肉を食べない」、「一生肉類を口にしない」
という誓いを立てる人もいます。

3. 台湾のベジタリアンは主に5種類
台湾ではベジタリアンを以下のように細かく分類します。
五辛素:ネギ・ニンニク・玉ねぎ・ニラ・ラッキョウを避ける
全素(ヴィーガン):卵・乳製品・五葷を含む動物性食品を一切食べない
蛋奶素:卵・乳製品はOK、肉・魚・五葷はNG
奶素:乳製品のみOK
蛋素:卵のみOK


4. 食品表示にも“ベジタリアン区分”がある
日本ではアレルギー表示が一般的ですが、台湾ではそれに加えて ベジタリアン関連の表示も義務化 されています。スーパーやレストランでも細かく区別されており、利用者にとってとても分かりやすい仕組みです。


5. 台湾のベジタリアン料理はとても豊富!
台湾のベジタリアン料理の特徴は、「野菜中心」ではないこと。
「素肉(植物性のお肉)」を使った料理が本当に多く、見た目も味も驚くほど本物そっくりです。
なんと ベジタリアン刺身まであります。

画像の提供元:https://x.gd/Cj70n

日本でもお馴染みの「CoCo壱番屋(台湾)」でも、ベジタリアン向けのメニューがあります。
それくらい、台湾ではベジタリアン料理が身近なんです。

ここからは、台湾でよく見かける素食グルメをご紹介します。
①素食自助餐(スーシューズーチューツァン)
店内に並ぶ料理の中から好きなものを自由に盛り付けるセルフ方式。料金は「重量制」または「盛り付け量」で決まります。街中でもよく見かける、身近な素食ごはん屋さんです。

(画像の提供元:明德素食園)
(画像の提供元:明德素食園)

② ベジタリアンビュッフェ
台湾には素食の食べ放題レストランもたくさんあります。
種類がとにかく豊富で、若い人にも大人気です。

(画像の提供元:果然匯)
(画像の提供元:果然匯)

③ B級グルメ・屋台グルメにも素食バージョンがある

  • 素食魯肉飯(ベジタリアンのルーローハン)
  • 素食鹹酥雞(台湾風スパイシー唐揚げ)
  • 素食包子(野菜まん)
  • 素食滷味(植物性具材の台湾煮込み)

味も仕上がりも本格的で、台湾らしさがしっかり感じられます。


まとめ:訪日ベジタリアン旅行者は年々増えています
観光庁のデータによると、
訪日の台湾ベジタリアン旅行者は年間で約51.7万人 と言われています。

(観光庁の資料より)

日本はまだベジタリアン向けの情報が多くないため、台湾のベジタリアン旅行者は、SNSや口コミサイト、アプリなどで情報を探すことがよくあります。

もしホテル・旅館がベジタリアンに対応していれば、旅行者が情報サイトに投稿してくれる可能性もあり、それが良い宣伝につながると思います。

食の選択肢を少し広げるだけでも、お客様が安心して滞在できる大切なポイントだと感じています。


当社では、台湾向けの繁体字翻訳や英語翻訳、また海外OTAサイトの運用サポートも行っています。
翻訳や海外向けのPRでお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

インバウンド×日本の魅力

こんにちは、森野です。

朝晩の空気がぐっと冷たくなり、寒さが一段と増す季節となりました。
紅葉、そしてスノーシーズンの到来。季節の移り変わりを感じられる日本は、本当に魅力的だと改めて思います。

最近、ご契約施設様にお伺いし、周辺の大自然に魅了されました。
「最もオホーツク海に近い駅」として知られる北浜駅は、訪日客にも人気の観光スポットだと知りました。
オホーツク海の大海原と駅舎の対比がとても美しく、私が知る太平洋沿いの海辺に建つ駅舎とはまた違った趣を感じました。

インターネットやSNSの普及により、「北浜駅」も中国の「小紅書(RED)」という、写真や動画が豊富なSNSでも紹介されていました。
実際に12月~2月に訪れた方の投稿が見られ、写真や動画がどれも魅力的でした。
「流氷に近い駅」といったタグや、旅行後の体験談なども多く見られ、旅先の選定に影響を与えていると実感しました。
※翻訳機能があるため、日本語でも記事を読むことができます。

中国FIT(個人旅行客)誘致のためにトレンドをつかみ、販促に活かすという側面もありますが、
東京・大阪・札幌・福岡といった大都市以外にも、地方の「知る人ぞ知るスポット」を見つけられるかもしれません。

少しアプリの紹介のようになってしまいましたが、
海外の方の目線で日本の魅力を知り、そこから新たな日本の魅力を見出す――
そんな発見があった今回の訪問でした。

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