「OTA対策、宿泊トータルサポート、集客支援」の記事一覧
「全部拾ってくるAI」のために必要な事
こんにちは。
三重県在住の森山です。
先日、子供を連れて北海道に帰省しました。
その帰りに飛行機に乗った時のことです。
聞きたいことがあったので、空港の保安検査場前にいたグランドスタッフの方に質問したところ、
「まず、○番カウンターに行ってください」と案内されました。
しかし、私が立っていた場所からそのカウンターは一番端!
しかもさっき通った場所です。
歩く気のない子ども(歩けるけど抱っこがいい)を抱っこして、
また戻るのか…とげんなりしながら向かいました。
結果的には、そのカウンターに行く必要は全くありませんでした(悲)
その時に私が思ったのは「プロンプトを間違えた?」でした。
以前なら、なんで違う案内されたのか?間違った情報教えないでよ~と思っていたはずですが、
AIを使うことが日常的になってきた今、
いつの間にか「もしかして、こちらの質問の仕方が悪かったのかな?」
と考えるようになっていました。
「昔はあったのに…」AIが古い情報を案内してしまう理由
これは、最近増えている「AIを使って宿を探すとき」にも似たようなことが起きてるなと感じます。
「家族風呂があるホテル」
「プールがあるホテル」
「子連れで楽しめるホテル」
など、条件を伝えると、一瞬で候補をいくつか教えてくれます。
ですが、ここでちょっとした落とし穴が。
「このホテル、たしかに昔はプールがあったけど、今はもう営業してないよね…?」
というホテルが、候補に出てくることがあるのです。
これは、AIが適当に答えているということではありません。
インターネット上には「現在の最新情報」だけでなく、過去の旅行ブログや個人の口コミ、古い施設紹介記事などが膨大に残っています。
AIはそうした過去の情報も含めて読み込んでしまうため、「昔はあったサービス」を「今もあるもの」として案内してしまうことがあるのです。
例えば、以前は家族風呂があったけれど現在は終了しているホテル。
公式サイトでは情報が更新されていても、過去の旅行ブログや口コミ、古い施設情報などがネット上に残っていることがあります。
AIはそうした情報も含めて回答するため、「昔はあった施設」を現在もあるものとして紹介してしまうことがあります。
もし旅行者の方が
「〇年〇月現在の最新情報で」
「今も営業しているか公式サイトで確認して」
といった細かい条件(プロンプト)をAIに入力してくれれば、こうした行き違いは防げる可能性が高くなります。
ですが、検索する側のユーザーに「AIへの指示を工夫してください」とお願いするのは、当然ながら現実的ではありませんよね…。
だからこそ、ユーザー側の検索方法に頼るのではなく、「ホテル側がネット上の情報を常に最新に整えておくしかない」のだと痛感します。
ホテル側も「情報の整理」が大切
AIに正しくホテルを紹介してもらうためには、ホテル側が発信している情報を、できるだけ最新の状態にしておくことが大切です。
公式サイトだけではなく、楽天やじゃらんなどのOTA、Googleビジネスプロフィール、公式SNSなどにいたるまで、多角的にチェックしておく必要があります。
「今もそのサービスはあるのか?」
「料金や内容は変わっていないか?」
「昔の情報が残っていないか?」
“今、本当に提供しているサービスは何なのか”を、Web上のあらゆる場所で一致させる。
ここが重要になってきます。
AIが身近になった今だからこそ、私たちホテル側の丁寧な情報整理が求められています。
ちなみに、私が空港で聞いたのは、「席の必要ない幼児連れの場合は、紙の航空券を発券する必要があるかどうか」でした。
結果、発券の必要はなく、私が案内された場所は「お手伝いが必要な方」の為のカウンター。
そこへ行く必要ももちろんありませんでした。
今となっては、私が質問の仕方を間違えたわけではなく、聞く相手を間違えたなと思っています。
私の情報が更新されたので結果良しとしました。某航空会社の制服を着たグランドスタッフの方にも情報更新してほしいですが…。
弊社では、多忙なホテル現場の皆さまに代わって、Web上の施設情報やサービス内容を最適化・統一化するサポートをご提供しております。
「古い情報が残っていないか不安」「多岐にわたる媒体の更新が追いつかない」というホテル・旅館の皆さま、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。AIにもお客様にも、貴館の『今の魅力』が正しく伝わるよう、しっかりとお手伝いさせていただきます!
特に期待していなかったホテルから、持ち帰ったもの
こんにちは。
三重県在住の森山です。
先日泊まったホテルでの体験がとても記憶に残るものだったので、こちらでも共有させていただこうと思い筆を執りました。
そのホテルは初めて泊まる所で、手頃な値段と立地で即決。
朝食も夕食もホテルでは取らない予定だったので、プランはシンプルな「素泊まり」です。
その代わり、お部屋だけは少し広めのタイプを選びました。
Googleの評価は「4.0」。
「まぁ、失敗しなければいいか」くらいの、特に期待もせず……からのスタートでしたが、これが良い意味で見事に裏切られることになります。
ホテルに着いてフロントでチェックインしている時のこと。
スタッフの方が、手書きのメッセージと可愛い動物のイラストが入ったバゲージタグを持ってきてくれて、「どれがいい?」と子供に選ばせてくれました。
子供が恥ずかしがりながらもクマのイラスト入りのタグを選ぶと、「お名前教えてね」と、その場でササッと名前を書き添えてくれました。 (……ここはディ〇ニーかな?!笑)
驚いたのはそこではなく、 なんとその後、お部屋まで荷物を運んでもらうという、予想外すぎるおもてなしを受けました。(旅館ではありません)
今のこの人手不足の時代、効率化やセルフサービスが当たり前。
そんな時代と「逆行している」としか思えないサービスに驚いたのは言うまでもなく、何より、終始にこやかに対応してくれたスタッフの方の笑顔が今でもすごく印象に残っています。
私が持ち帰ったものは、その時もらった手書きのバゲージタグ。
実は、まだ旅行かばんに付けたままです。
そしてもう一つ持ち帰ったもの。
それは、そのバゲージタグに付属する「一連のホテルでの出来事の記憶」でした。
ホテルがどれだけ忙しい時もやっているのか、それとも全ての客層に行っているサービスなのか、そこまでは分かりません。でも、今回の「ひと手間」は、間違いなく私にぴったりとはまった、最高のマッチングでした。
人は嬉しかったことや楽しかったことがあると、誰かに共有したくなりますよね。
今回の私も、例に漏れず。
もちろん周りの人にこのエピソードを話しました。
私は絶大なフォロワーを持つインフルエンサーではないので、ネット上で大拡散されるような波及効果はありません。
ただ、ここで面白い気づきがありました。
自分でこの嬉しかったエピソードを何度も人に話しているうちに、
「自分で自分を、そのホテルのファンへと育てていっている」ということです。
人に話すたびに、アウトプットを繰り返すうちに、あの時の感動が頭の中でリフレインして、気づけばホテルへの愛着が強くなっていました。(笑)
豪華な設備や割引クーポンもいいけれど、お客さまが家に帰ったあとも誰かに話したくなるような「記憶」持ち帰ってもらうこと。
これも、一見さんをファンに変える、手法の一つになるのだなと体験して感じました。
なぜなら、お客さまが自ら「自主的な営業マン」になって、周りに宣伝した上で、自分の脳内でもリピートを誓ってくれているわけですから。
これ以上の高コスパなマーケティングはありません(笑)。
みなさまの宿では、お客さまが思わず人に喋りたくなる「ネタ」、仕込まれていますか?
とはいえ、「うちにはディ〇ニーみたいな仕掛けなんてない……」と頭を抱えなくても大丈夫です。
どの宿にも「お客さまが誰かに話したくなる宝の山(ネタ)」は必ず眠っているはずです。
ただ、毎日現場にいると、当たり前すぎて気づけない可能性が高いだけ。
「うちの宿なら何ができるだろう?」と気になった方は、ぜひ一度お気軽にお話させてください。
現場の負担を増やさずに、リピーターを増やす『仕掛けづくり』を一緒に考えていきましょう♪
