日本と台湾のお年玉の違い
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年のご挨拶といえば、日本では子どもに「お年玉」を渡す風習がありますよね。
実は台湾にもお年玉の文化がありますが、日本とはかなり違う点が多いんです。
今回は、「日本と台湾のお年玉の違い」について、台湾出身の私の視点からご紹介したいと思います。
① お年玉袋の違い
<日本>
紅白や金銀を基調としたものが定番ですが、最近ではキャラクターものやカラフルなデザインなど、種類がとても豊富ですよね。全体的に白や淡い色合いのものが多い印象です。
<台湾>
台湾ではお年玉袋のことを「紅包(ホンバオ)」と呼びます。
漢字の通り、赤色が基本で、最近では金色のものもよく見かけます。

ちなみに、台湾で白い袋(白包/バイバオ)は、喪礼で香典を渡す際に使うものです。
そのため、お祝い事に白い袋を使うことはありません。

② お年玉袋の大きさ
日本では、お札を三つ折りにするのがマナーとされていますが、
台湾では「新札を折らずに入れる」のが一番良いとされています。
そのため、台湾の紅包(ホンバオ)は、日本のお年玉袋よりも少し大きめです。

③ いつ渡すの?
日本:お正月
台湾:旧正月(春節)
④ 誰に渡すの?
<日本>
・主に子どもへ
<台湾>
・子ども
・両親
・祖父母
台湾では、子どもだけでなく、両親や祖父母にも
「ありがとう」「親孝行」の気持ちを込めて紅包を渡します。
⑤ 金額の考え方
<日本>
・偶数のお祝いは縁起が悪いと考えられ、奇数が選ばれることが多いそうです。
<台湾>
・必ず偶数の金額を包みます。
・特に 6 と 8 は縁起の良い数字とされています。
(結婚式のご祝儀なども同じ考え方です)
・ただし 4 は日本と同様に「死」と同じ発音のため、絶対に使いません。
| 渡す相手 | 金額(台湾元) | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 小学生以下 | 200~800元 | 約1,000~4,000円 |
| 中学生以上 | 1,200~2,000元 | 約6,000~10,000円 |
| 親・祖父母 | 3,600~6,000元以上 | 約18,000~30,000円以上(収入に応じて) |
※ちなみに、お葬式の場合は奇数で包みます。
⑥ 新札へのこだわり
台湾では「お年玉には新札が一番良い」と考えられているため、
旧正月前になると銀行は新札への両替で大混雑します。
毎年この時期になると、「ああ、もうすぐお正月だなぁ」と実感します。
⑦ 新年の挨拶の違い
日本では年明けに「あけましておめでとうございます」と挨拶しますよね。
台湾でも同じように、新年には「新年快樂(シンニェンクァイロー)」という挨拶をします。
そして子どもたちは、こんな言葉を言います。
「恭喜發財!紅包拿來!」
(ゴンシーファーツァイ!ホンバオ ナーライ!)
恭喜發財:金運に恵まれますように
紅包拿來:お年玉ちょうだい
そのため、子どもの頃は旧正月に親戚と会えるのがとても楽しみでした(笑)。
| 中国語(繁体字) | カタカナ読み | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| 新年快樂 | シンニェンクァイロー | あけましておめでとうございます |
| 恭喜發財 | ゴンシーファーツァイ | 金運に恵まれますように |
| 紅包拿來 | ホンバオ ナーライ | お年玉ちょうだい |
いかがでしたか?
同じ「お年玉」でも、日本と台湾では考え方やマナーがまったく違いますよね。
機会があれば、ぜひ
日本のお年玉袋と台湾の紅包(ホンバオ)を見比べてみてください😊
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