インスタで宿を新規開拓
こんにちは、三重県在住の森山です。
最近は、インスタで旅館やホテルの短い動画を見ることが多くなりました。
客室や料理、温泉の雰囲気まで、ほんの数十秒で「ここ行きたい!」と思わせてくれます。
しかも、実際に行ったときの過ごし方や、押さえておきたいポイントがコメントでわかる。
「〇〇がおすすめ!」「〇〇できるよ!」と、役立つ情報もぎゅっと詰まっています。
そんな投稿を見ているうちに、ふと疑問が湧きました。
「そういえば私、昔はどうやって宿を選んでいたんだっけ?」
今は家事育児、仕事でバタバタ。
ゆっくり調べられないまま、インスタを見ながら寝落ち…なんて日もしょっちゅうです。
でも昔は、電話予約や旅行代理店、新聞やテレビの広告など、全然違う選び方をしていました。
そこで、自分の“宿選び”の変化を振り返ってみたくなりました。
私が経験してきた「ホテル予約の遍歴」
■ 電話予約の時代
子どもの頃、家族旅行といえば温泉。
親に「どうやって宿を選んでた?」と聞いてみたら、「覚えてない」とのこと(笑)
でも思い返すと、きっとこんな感じ。
近場の温泉は 新聞広告や折り込みチラシ が頼り。
そして 大きな旅館といえばテレビCM。
耳に残るイメージソング…どの地域にも必ずと言っていいほどありましたよね。
気づけば口ずさんでて、「まあ聞いたことあるし、ここでいいか!」みたいな流れも多々。
まさに “名前を知っている=安心” で選んでいた時代でした。
予約はもちろん電話一択。
情報が少なかった分、一度行った宿にリピートしがちだった気がします。
■ 旅行代理店で申し込んでいた時代
大学生になると、旅行代理店からパンフレットを持ち帰って、家で眺める時間が楽しかったです。
友達と予定を合わせて集まり、ワイワイしながら選ぶ。
時間はかかったけれど、その過程そのものが“旅行の楽しみ”でした。
カウンターでスタッフさんが希望に合わせて候補を出してくれるあの感じも、今思うと贅沢です。
■ 旅行情報誌で選んでいた時代
旅行代理店とネット予約の間には、旅行情報誌で宿を選んでいた時期もありました。
掲載数は多いのに1件あたりの情報は少なく、料金も“○○○○円~”とざっくり。
写真も数枚だけだったので、逆に“パッと目を引いた宿”を基準に選んでいた気がします。
■ インターネット予約が主流に
楽天トラベルやじゃらんが普及して、一気に“自分で選ぶ時代”に。
写真を見てプランを比較し、口コミをチェック…
代理店任せだった情報が、すべて自分の手元に来た感じでした。
初めてネットで沖縄旅行を予約した時なんて、
カード決済のボタンを押すのにドキドキして、何度も画面を確認したのを覚えています。(笑)
申し込みもキャンセルも、ポチッと完結。
旅行に行くまでのハードルが一気に低くなりました。
■ そして今 ― SNSで宿を知る時代
写真や動画で“体験”が伝わる時代。
実際に泊まった人の目線だから、リアルでわかりやすい。
数十秒の動画でも、
「この宿、こんな風に過ごせるんだ」とすぐイメージできます。
宿の雰囲気が一瞬で掴めるだけでなく、コメントやレビューで実際の過ごし方や注意点もわかるのがSNSの魅力です。
そして、バズった投稿は瞬く間に拡散され、あっという間に多くの人の目に届くのもSNSの特徴。
見るだけでも旅行気分になり、新しい宿を知ったり、行きたい場所リストがどんどん増えていく…そんな時代です。
やっぱり大事なのは“お客様にとって魅力的か?”
予約方法はいろいろ進化してきたけれど、結局のところ大事なのは
「自分にとって、この宿は魅力的か?」 という一点。
私の場合、特に気にして見ているのは、例えば—
- 子ども歓迎か?(子供向けメニューはある?)
- 古くてもお掃除が行き届いているか?
- 料理が自分の好みに合いそうか?
- コスパタイパはどうか?
もちろんこれは、あくまで私の嗜好です。
人の数だけ「魅力的」と感じるポイントは違いますよね。
インスタでも、予約サイトでも、電話でも、
「自分に合っている」と感じた宿を選ぶ。
昔も今も、ここは変わらない部分なのかもしれません。
旅館やホテルにとっても同じで、
どんな時代になっても、お客様にとって魅力的な宿であること が大切ではないでしょうか。
老舗やリピーターの力ももちろん頼もしいですが、
SNSやウェブで宿の魅力をわかりやすく伝えることも欠かせません。
今のお客様は コスパやタイパ、体験価値、映えポイントがあるか なども気にします。
「楽しそう!」「ここに泊まりたい!」と思ってもらえるような工夫と、選びやすい情報発信が、選ばれる宿のポイントです。
インスタで目を引く宿紹介の投稿に出会ったことをきっかけに、
自分のホテル予約の遍歴を振り返ってみました。
子育てで忙しい今は、ゆっくり選ぶ時間がないからこそ、
“第一印象”や“わかりやすさ”がより大事に。
これからも宿の見つけ方、予約の仕方はどんどん変わっていくでしょう。
でも変わらないのは、「泊まりたい!」と思える魅力をちゃんと伝えられるか ということ。
情報があふれる今だからこそ、
魅力を迷わせず、シンプルに伝えること。
それが、これからの宿泊業の勝負どころなのかもしれません。
