「宿泊トータルサポート」の記事一覧

その桜をどこから見るか?

こんにちは、阿部です。


皆さま、お花見はされましたか?
東北地方はこれからのところも多いのでしょうね。

少し前ですが、「目黒川夜桜クルーズ」に乗船して、お花見をしました。
2年前に夜桜クルーズを経験してからというもの、ハマってしまいました。
優雅な感じはあまりなく(笑)、缶ビールとおつまみを各自買って40人くらいで乗って、60〜70分川沿いに咲いている桜を見るというものです。
もちろん川沿いでは人がたくさん歩いていました。
私が乗った船も満員でした。
楽しかったです。

…というだけのお話ではありません。

なぜ川沿いを歩けば、ただで見られる桜をわざわざ暗い中、船に乗って見るのか?しかも満員。

ちょっと話は逸れますが、以前テレビである人気の畳屋さんをやっていました。
別に扱っている商品が特別なわけではありません。その畳屋さん、営業時間が夜なのです。飲食店の営業終了後に対応してくれるため人気店だったのです。

先ほどの夜桜クルーズも、歩けば日常の延長も、船に乗り動きながら下から見上げるということに価値がある。
角度を変えるということです。

私たちの業界に当てはめてみてもありますね。
・日帰りランチ+入浴の販売(宿泊施設なのに泊まらない)
・テレワークルーム(宿泊施設なのにベッドを置かない)

今までにない画期的な商品!はなかなか思い浮かびませんよね。
既存の商品にちょっとしたアイデアを付け加えることで、ヒット商品が生まれるかもしれません。

それでも『なにをすればいいの~?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!

台湾のお客様に人気の「日本の牛乳」

こんにちは、社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです。
今回は、台湾のお客様に人気の「日本の牛乳」についてお話ししたいと思います。

台湾では、「日本の牛乳は美味しくて、しかも安い」という印象を持っている方が多くいらっしゃいます。
また、日本のドラマや漫画の影響も大きく、温泉のあとにコーヒー牛乳やフルーツ牛乳を飲むシーンを見て、「自分もやってみたい!」と思う方も多いようです。実際に温泉を訪れた際、ドラマの主人公のように牛乳を飲んで“日本体験”を楽しむ台湾のお客様も少なくありません。

さらに、日本滞在中に毎日違う牛乳を買って飲み比べを楽しむ方もいらっしゃいます。特に「ローカル牛乳」には関心が高く、北海道や信州など、その土地でしか味わえない牛乳を探して購入されることも多いようです。

もしホテル内でローカル牛乳を取り扱っている場合、「牛乳付き宿泊プラン」や「売店で○○のローカル牛乳を紹介するPOP」などの施策を検討してみてはいかがでしょうか。お客様がぞの情報をSNSでシェアすれば、宣伝効果も期待できますし、ホテルの印象もより深く残るかもしれません。

当社では、台湾向けの繁体字翻訳や英語翻訳、さらに海外OTAサイトに関するノウハウを提供しております。翻訳や海外向けの販促に関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽いにご相談ください!

露天風呂付客室アピールしましょう!

こんにちは廣谷です。

先日、とある地域の露天風呂付客室があるホテル様の調査を致しました。
露天風呂付客室と聞くと、数年前までは非常に珍しく、高根の花のような存在でしたが今では本当に多くの施設様が露天風呂付客室を備えるようになりました。

一つのホテル様の中で、複数の露天風呂付客室がある場合がありますが、調査過程で一つ思ったことが
客室の違いが分かりづらいということでした。

「露天風呂付客室」「展望風呂付客室」「半露天風呂付客室」などなど名前が様々、お部屋の説明書きを読んでも、いまいちイメージがつかめず…料金の違いが何なのか、いまいちわからず…致命的なのが肝心の画像の掲載がないことでした。
せっかくの露天風呂、部屋からの導線やお風呂からの眺望等、画像があれば一目瞭然です。

宿泊トータルサポートでは、撮影からサイトへの反映、SNS対策まで、幅広くお宿様のお手伝いを致します。
お気軽にご相談、お問合せ下さい。

施設の「売り」、地域の「売り」を伝えていますか?

こんにちは。語学オタクの土居です。


旅行と言えば、もっぱらLIVE遠征です。チケットの抽選に申し込み、当たった地域へ出かけていきます。当初の目的が観光ではないので、その土地のことをよく知らないまま出かけていくことも多いです。


こういう状態でホテル選びをするときに助かるのは、「観光情報」「土地のおいしいもの」「アクセス」がしっかり書かれている施設です。


昨年、静岡に行くことがありました。無知でお茶くらいしか知らなかったのですが、ホテルの朝食ページに「静岡はアジの干物、静岡おでん、富士宮やきそば、うなぎ~略~が有名」だと説明された上で、それを朝食で提供していると書かれていたのです。


無知な私には効果てきめん。そこに決めました。


宿泊特化型のホテルで、朝食会場は決して広くはなく品数は多くなかったのですが、前述の名産品が並んでいます。さらに各料理のそばに「これは静岡の名産で…」と説明書きのパネルが設置されていて、それと知らずに来ても「名産を提供してくれている」ことが十分伝わります。


胃袋のサイズには限度があります。品数は少なくても、名産品を食べておなかが満たされて大満足だという好例でした。


予定になかったのですが、近くの駅から人気の水族館へ行けるというので、急きょ行くことにしました。グルメも水族館も施設が提供していた案内が頼りでしたが、大満足の静岡滞在で、また行きたい場所になりました。


施設の「売り」、土地の「売り」をしっかり伝えられていますか?
「当たり前」と思っていることは言葉足らずになりがちです。弊社では第三者の目で貴施設の魅力を再確認し、「売り」を伝えるお手伝いをいたします。

データで見る!OTA予約を増やす写真撮影テクニック

こんにちは、阿部です!
今日は画像についてのお話です。

宿泊施設の集客において、OTA(オンライントラベルエージェント)は欠かせない存在です。
しかし、競争が激化する中、予約を増やすためにはお客様の目に留まる工夫が必要です。

その鍵を握るのが「施設の写真」
実は、OTAでの写真の質が予約率にどれほど影響するか、データからも明らかになっています。
今回は、データを基に、スタッフがすぐに実践できる撮影テクニックをご紹介します。

データが示す写真の重要性
トリップアドバイザーの調査によると、旅行者の93%が施設を選ぶ際に写真を重視しており、Expediaの分析では、高品質な写真を10枚以上掲載した施設は、予約率が最大48%アップするとの結果が。
さらに、照明が明るく、構図が整った写真は、そうでない場合に比べてクリック率が2倍になるというデータもあります。つまり、写真は単なる「飾り」ではなく、集客を左右する強力な武器なのです。

撮影テクニック:5つのポイント
宿泊施設の魅力を最大限に引き出しOTAで目立つ写真を撮るための具体的なテクニックを見ていきましょう。
特別な機材がなくても、スマホやデジカメで十分効果を上げられます!

  1. とにかく明るさを最優先
    暗い写真は魅力が伝わりにくく、お客様の興味を失います。自然光を活用し、カーテンを開けて撮影するか、室内なら照明を全て点灯。明るい写真は暗い写真に比べ、閲覧時間が平均30%長いことが分かっています。

例)客室撮影なら、朝や昼の自然光が入る時間帯を選び、窓際から全体を写す。

  1. 「人」が入りたくなる構図を意識
    お客様は「自分がそこにいるイメージ」を求めています。ベッドやソファを斜めから撮影し、空間に奥行きを持たせましょう。真正面からの平面的な写真は避けてください。

例)ベッドの角を起点に、少し斜め上から撮ると、部屋が広く開放的に見えます。

  1. 清潔感を強調する小物配置
    散らかった部屋を撮影することはさすがにないとは思いますが、不要なものは排除。さらに、タオルやアメニティをさりげなく配置すると、生活感と清潔感が両立します。

例)ベッドにタオルを折り畳んで置き、バスルームではシャンプーを整然と並べる。

  1. 施設の「売り」を1枚目に
    OTAでは最初の写真がサムネイルとなり、クリックされるかどうかを決めます。客室なら広さやデザイン、温泉なら雰囲気、地域の景色ならその美しさを強調。

例)海沿いのホテルなら、窓から見えるオーシャンビューを1枚目に設定。

  1. 季節感やイベントをプラス
    季節限定の飾り付けやイベントを写真に取り入れると、タイムリーな魅力が伝わります。特にOTAでは「今行きたい!」と思わせることが重要。季節感のある写真は、通常の写真より予約コンバージョン率が20%高い。

例)秋なら紅葉と施設外観を一緒に、冬ならクリスマス装飾を室内に。

  1. 料理写真で食欲をそそる
    ポイントは「色鮮やかさ」と「臨場感」です。自然光を使い、料理を45度斜め上から撮影。皿の配置はシンプルに、食材の質感が伝わるよう寄りで撮るのも効果的。料理写真が魅力的な施設は、飲食プランの予約率が25%アップ。

例)和食なら汁の湯気を捉え、彩り野菜を添えて鮮やかに。

撮影後のチェックポイント
撮影が終わったら、次の4つを確認してください。

  • ピントが合っているか?
    →ブレた写真はNG。
  • 色味が自然か?
    →過度なフィルターは逆効果。
  • 枚数は十分か?
    →最低10枚、客室・設備・外観を網羅。
  • 料理のアップデートも忘れずに
    →メニューが変わったら写真も更新。

まとめ
OTAでの成功は、写真の質で大きく変わります。明るさ、構図、清潔感、施設の強み、季節感、そして料理の魅力——これらを意識するだけで、クリック率も予約率もぐんと上がります。ぜひ次の撮影から試してみてください!

こんにちは。語学オタクの土居です。
新年明けて初めての投稿です。本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、弊社の主たる業務はクライアント様からご依頼を受けて、施設情報の変更やプランの登録のサポートをして施設様の集客アップと売り上げアップを図ることです。そのため原則月に1度(契約内容によって異なる場合もございます)、クライアント様とお顔を見ながら打ち合わせをさせていただきます。定期的に施設に赴き対面での打ち合わせと、オンラインでの打ち合わせのハイブリッドスタイルです。


現地に赴くと施設の雰囲気が感じられますし、その地域の状況もよく分かります。ビジネスパーソンが多い、家族連れが多い、インバウンドが多い・少ない、どこの国・地域の方が多い・少ない、今年は雪が多い、桜が早い、紅葉が遅い…などなど実にさまざまな様子が分かります。時期によっても客層が変わりますし、その年によっても変わります。広い日本では地域毎に四季が異なりますし、そうした状況を自分の目で見ることは大事です。百聞は一見にしかずで、現地で実際に自分で見聞きした情報を元に施設様への集客提案に役立てています。

こうしてお客様に寄り添い提案型のサポートを心がけております。
気になった方はお気軽にご相談ください。弊社の打ち合わせ担当部隊が駆けつけます。

『欲しくなる名刺』

こんにちは、阿部です。
今年もよろしくお願いします!

今日は、数年前に楽天トラベルのカンファレンスで聞いた、作家の小山薫堂さんが話していた日光金谷ホテルの意識改革のお話です。



ことの始まりは日光金谷ホテルにお客さんとして泊まりに行ったときのこと。

当館はどうですか?なんでもおっしゃってくださいと、当時の社長に言われたところから縁ができ、顧問になる。

まず、名刺を作ることを提案。
今まで名刺を持ったことのない清掃係の人や売店の人まで、全員に名刺を持つ。
名刺を持つだけで、「自分もスタッフの一員なんだな」と感じることができる。

そして従業員の一人一人にホテルの好きな場所を聞く。
そうすると、みんな自分の働いてる場所の近くを挙げる。

その場所のいくつかをプロのカメラマンに撮影してもらい、それぞれの名刺の裏に印刷。フライパンやゴミ箱、回転扉などその種類は約30にもなる。

新しい名刺ができあがった所で、ホテルの中にポスターを張り出す。

「金谷ホテルのスタッフは一人一人違う写真のついた名刺を持っています。全部で三十種類。
その三十種類を集めると、金谷ホテルの小さな写真集ができあがりますから、どうぞ、スタッフに声をかけて名刺をどんどんもらって下さい。」

そうするとお客さんの方から、スタッフに声をかけてくれて、コミュニケーションがはかれる。

収集癖がある人は一定数いますし、集め始めたことにより好きになる。

これって心理をついてますよね。

そして、名刺を下さいとリクエストされるようになって、従業員もお客さんにサービスする事の喜びを知るようになる。

あんなに小さな名刺ですら、アイデアと発想力次第で意識を変えていける力を持っている。

意識改革…小さなことから始めてみるのも大切かなと思いました。

『なにをすればいいのかな?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!

来年に向けて、、、

こんにちは廣谷です。

早いものでもう12月も半ば。年末年始に向けて皆様お忙しい時期かと思います。
さて、新年に向けて、または今年を振り返り、新しいこと、変えたいこと等皆さまありますか。

料金の改定や、館内の禁煙化、サービス提供方法変更等、時代や昨今の人出不足に対応して色々なことを変化が求められることが多いと思います。
施設様内での変更はもちろんのこと、それらを周知することを考えるとなかなか一歩を踏み出すのに躊躇される場合のあるのでは。

弊社では、経験豊富なスタッフ一同、施設様の状況に合わせてお手伝いをさせていただきます。
施設様とのお打ち合わせはもちろん、登録担当スタッフとの直接のやり取りできめ細かにお話しをお伺いし、施設様のご要望にお応えします。

ご相談・お見積りはお気軽に弊社までお問い合わせください!

札幌出身、札幌在住。 大学生の宴会サービスから始まり、以来社会人生活のほとんどをホテルと関わる仕事に従事。宴会・レストラン・フロント・開業準備を経験。週末限定なんちゃって元山ガールで道内各地の山と温泉に出没中。

施設様とのお打ち合わせで

牧野です

施設様との打ち合わせでは、WEB業務以外にもいろいろな事を質問されます。

先日は、「口込みが下がってしまって・・・」というお悩みでしたが、偶然その前日に全く違う地域の施設様で、近所のホテルが「口コミ対策プランを販売している」といったやり取りがありましたので、具体例をお見せしてご説明ができました。
このような偶然の事象は意外と多くて、なんとも不思議です・・・。

施設様とのお打ち合わせでよく聞かれる事は、他の地域はどうなの? この企画は参画すべき?  を筆頭に、サービスの具体例を聞きたいという事も多く、いま盛況のオールインクルーシブやアメニティに関して、部屋までのご案内はどうしているのか、更にはお部屋を改装するので実際例を教えて欲しいなどなど。
最近は、インバウンドは全国的に盛況なのか、新規で参画したほうが良いのか等もよく聞かれます。

弊社は、心強いインバウンド専任のスタッフや、翻訳が出来るスタッフも在籍しております!
また、WEB以外のお悩みなど、様々なご要望にもお応えしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

==WEB販売でお困りの施設様へ==
サポート料金は、歩合制・定額制どちらでもご対応が可能です。
ご相談・お見積りはお気軽に弊社までお問い合わせください!
info@s-total.co.jp
011-737-1771

駅弁付きプラン~

以前、仕事で金沢のビジネスホテルに宿泊することになり、定宿のサイトでプランを探していたところ、「金沢駅人気の駅弁付きプラン かにめし」に遭遇しました。
いつも夜遅くに到着し、朝早く出発する私にとって、人気の駅弁に遭遇することはほぼ稀・・・。
もう、ご褒美のようなプランで、速攻予約!


フロントでお茶と一緒に頂いて部屋に行き、至福の夕食となりました。
このプラン、また復活しないかな~と願うばかりです・・・。

駅弁もそうですが、お土産付き・地ビール付き・クオカード付き等、販売価格はその対価分アップしますが、不思議と一定のニーズが存在するようです。


写真は、弊社ご契約の施設様で販売している「地ビール付きプラン」です。販売して1年以上たちますが、プランリピートも高く人気商品となっています。
地元の商品とコラボレーションしているのも人気なのだと思います。

自館の顧客がどんなニーズに合致するかを考えながら、こういったプランを検討するのも楽しみですね。

このような宿泊プランの立案なども弊社の強みです。
集客のお手伝いはぜひ宿泊トータルサポートへお問い合わせくださいませ。