「外国語対応」の記事一覧
足シポマサーヅ
こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。
今回のブログタイトルの「足シポマサーヅ」ですが、15年前に行った香港でホテル周辺を散策していたときに、カタカナでこう書かれた看板をいくつも見かけました。
お店に入ることはなかったのですが、きっと「足つぼマッサージ」のことですよね。
観光地なので日本人向けに日本語で書いているのだと思いますが、どのお店も「足シポマサーヅ」と同じように間違えていたことが強く印象に残っています。
お店に行った日本人旅行者が、わざわざ間違いを指摘することはないのだと思いますし、「どの店もみんな同じように書いているから」お店は正しいと思っているのかもしれません。
日本にも分かるけど変てこな外国語で書いている看板がたくさんあります。そんな看板を集めたウェブサイトまであります。そういう変てこ外国語の看板を見た母国語の旅行者は、「足シポマサーヅ」の看板を見た日本人と同じ感情を抱くことになります。
「間違えているけど伝わるからそれでいい」のか、「間違えているのはちょっとかっこ悪い」から伝わるけれど直すのか。ホテルやお宿の考え方によるのでしょう。
せっかく外国語で案内や看板を出すなら「伝わるけど間違っている案内」よりも、伝わるだけでなく間違っていない案内のほうがいいな。
そう思われたなら、ぜひ弊社にご連絡を。
英語オタクの土居と台湾出身のスタッフが、ご案内や看板作成もサポートしています。
さて、ホテルでは和製英語と言われているカタカナ語が多用されていますが、果たして、そのカタカナ語は英語として通じるのでしょうか。みんなが使うから英語だと思っていたけど、じつは通じない和製英語にも取り上げてみようと思います。
You are lucky?!
こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。
ホテル勤務時代のことで10年ほど前の話です。ある多忙日、オーバーブックしていてフロントではチェックインにいらっしゃったお客様に「詰め」をお願いしていました。
そこへ海外から来たご家族がご到着されました。ツイン×2室のご予約でしたが、できればスイート1室にみんなで泊まっていただき部屋を1室空けたい状況でした。
その「詰め」の案内を英語でしてほしいということで私が呼ばれました。接客経験はあるものの、勤務していたホテルでは裏方専門でフロントに立ったことがなかった私。作戦を立ててお客様に言ったのが「You are lucky!」でした。
(英語で)「お客さん、ツいてますよ!ちょうどスイートが空いていて、今なら家族みんなで同じお部屋に泊まれます。料金は変わらずにご用意できますよ。いやあ、ツいてますね~。」
今考えるとちょっと怪しい営業トークですが、お客様は「それはラッキーだ」と喜んでスイートに泊まってくださり、ツイン×2室が空いてホテルもめでたしで、自己満足していたものでした。
実は英語の「Sorry」には自分たちの非を認める強い意味があり、非があるのだからどんな要望(叱咤)をしても許されるだろうというニュアンスを与えてしまうと聞きます。日本語で枕言葉のように使われる「申し訳ありませんが」よりもだいぶ強い意味を持ちます。そのため、できるだけ「Sorry」を使って「詰め」をお願いしなければならない事情を説明したくなかったというのが本音です。
幸い「You are lucky!」の時点でお客様は気持ちよくスイートにお泊まりいただけて、ホテルはオーバーブックをやらかしたという情報を出さずに済んで結果オーライでした。
英語の「Sorry」についてお話ししたいと思ったのと、日々多くのお客様に触れている皆さまのほうが慣れているとは思いつつ、お互いの文化背景を理解して気持ちよく過ごせる方法が見つかればいいなと思うのでした。
英語で道案内
こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。
突然ですが私の特技は「道を聞かれること」です。道ばたや駅のターミナル、旅先、電車内など、ありとあらゆる場所で道を聞かれます。
あまりにも聞かれるので相手の出身地を聞き始めたのですが、日本人以外では、ヨーロッパや中東、アジア、アフリカなど、「そんな場所から?!」と驚くような場所から旅行者が日本を訪れていると知りました。
母国語が英語ではない地域の方でも、コミュニケーションに使う言語は「英語」です。
日本に住んでいると普段は英語を話す機会がないので、突如、英語で話しかけられると焦ってしまい、つたない英語になります。それでも地図を見せたり、身ぶり手ぶりを交えたり、時には途中まで同行してあげたりすると、笑顔で「Thank you!」と言って喜んでもらえます。
さて、旅館やホテルでは円安の影響もあって海外からのお客様が増えています。ですが、外国語で対応できるスタッフが常時いるとは限りませんよね。
そういう時のために、外国語で書かれた案内を用意しておきませんか?
前述のとおり英語が話せたとしても、何かを見せて身ぶり手ぶりを交えたほうが伝わりやすいのです。
「一番、近いコンビニはどこ?」「おすすめのラーメン店は?」「この地域のお薦め料理は?」
「観光地までの行き方や所要時間は?」「最寄りのドラッグストアやコインランドリーの場所は?」他
以上はほんの一例でです。それぞれの施設でよく聞かれることは決まっていると思います。
あらかじめQ&A方式で外国語で書いたものを用意しておけば、あとは挨拶や「こちらをご覧ください」など最低限の言葉だけで海外からのお客様にご案内ができるようになります。
お客様に喜んでいただくのはもちろんですが、「外国語で書かれた案内があるから大丈夫」というお守りがあれば、自分たちの心にもゆとりが生まれるのではないでしょうか。
弊社では語学オタクの土居が英語を、台湾出身のスタッフが繁体字(中国語)に関してお手伝いしています。
インバウンド集客のお手伝い
連日「円安でインバウンド絶好調」というニュースを目にします。
電車に乗ったり、街を歩いているとインバウンドが戻ってきたという実感がします。
円安の追い風と春の桜シーズン、人気の「Hanami(花見)」でインバウンドが増えているようですね。
インバウンド集客対策として、
ご施設様を認知してもらうためにも海外旅行サイトへの登録が重要となってきます。
=インバウンド集客のお手伝い=
弊社ではインバウンドの集客に欠かせない海外サイトの登録・管理をお手伝いします。
「インバウンドの販売強化をしたい」
「海外サイトに登録はしたが、人手不足で管理ができていない」
弊社には英語堪能なスタッフ、台湾出身のスタッフ、海外OTAサイト管理専門スタッフがおり、ご施設様のお悩みにお答えします。
ぜひ、ご相談ください。
info@s-total.co.jp
011-737-1771
英語や中国語について相談したい
こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関する頼まれごとが多かったため、調べながら英語のメール、英語の案内文、英語のお品書きなどなどを書いてきました。
語学にまつわる難題をオタクパワーで乗り越えてきたおかげで今では旅館やホテルのお客様のサポートに生かせています。
オンラインの機械翻訳を使っている施設様も多いかもしれません。
機械翻訳は精度があがってきているとは言え100%正しく仕上がることはありません。英語が分かる人なら間違いに気づけますが、分からない人には「それっぽいけど間違いがある」英文が正しく見えてしまいます。
間違いと知らず、正しいと信じて怪しい英文を張り出していることがあるかもしれません。
社内で自分たちが内容確認するには機械翻訳は活用できますが、お客様向けのメールや案内は英語が分かる人に見てもらうのが一番です。
弊社では語学オタクの土居が英語を、台湾出身のスタッフが繁体字(中国語)に関してサポートしています。
宿泊プランや「社内禁煙」「禁煙室で吸ったらクリーニング代」のご案内、「飲み水です」という客室のサインから、送迎バスの案内、お客様からの問い合わせの内容確認や返信文の作成、名刺に入れる英語の肩書や住所まで、外国語対応の困りごとをお手伝いしています
お気軽にご相談くださいませ。